畳に関することわざ
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- 起きて半畳寝て一畳
- 必要以上の富を求めることを戒める言葉
- 意味
- どんなに立派な家に住んでいても、人一人が占める広さは、寝ているときに一畳あれば足りると言う意味。
- 類義語
- 「起きて三尺寝て六尺」
「千石万石も米五合」
「千畳敷に寝ても畳一枚」
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- 畳の上の水練
- 理屈や方法を知っているだけでは、
実際には役に立たないことのたとえ
- 意味
- 畳の上で行う水泳の練習は効果がないことから転じたことわざ。
- 類義語
- 「机上の空論」
「鞍掛け馬の稽古」
「座敷兵法」
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- 半畳を入れる
- 他人の言動をやじったり、からかったりすること
- 意味
- 江戸時代、役者の芸に不満なとき、半畳を舞台に投げ込んだことから転じたことわざ。
- 類義語
- 「茶々を入れる 」
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- 陽関三畳
- 別れを繰り返し惜しむこと。
- 意味
- 「陽関」は、唐の王維の詩、「元二の安西に使ひするを送る」の別名。
「畳」は繰り返すこと。
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- 新しい畳でも叩けば埃が出る
- どんなものでも、詳しく調べれば、欠点や弱点が出てくる。
完全無欠なものは少ないことのたとえ。
- 類義語
- 「垢(あか)はこするほど出る。」